아카이브 (4건)
YouTubeチャンネル【大人ノ学校】のトークイベント
7月21日（月）20:00~23:00（19:45開場）
アシスタント：ともみんさん（Xアカウント：@miii_837）
イベント内容は下記の【配信内容】をご覧ください。
※当日リアルタイムでご視聴できなかったとしても、配信内容のアーカイブは14日間（8月4日(月)23:59まで）残ります。
【配信内容】
〜天皇家と“海の王統”をつなぐ、隠された秘密〜
かつて古代祭祀の一族にとって《海》は、単なるただの自然ではありませんでした。
それは神と人を結ぶ《門》であり、そして、「皇（スメラ）となるための聖域」──。
日本神話の奥深くに秘匿された《海の王統》。
そこには、もう一つの「天皇家」が隠されているのかもしれません。
その鍵を握るのが「綿津見豊玉彦（ワタツミトヨタマヒコ）」という存在。
一般的にこの神は、初代・神武天皇の母神・玉依姫の父として知られ、古代の海人族である阿曇氏などと深く関わる《海の神》です。
しかし、ここで重要なのは、『古事記』や『新撰姓氏録』などの記述において、綿津見豊玉彦そのものが阿曇氏の【直接的な祖神】というより別の神の存在を祖神として強調しているということ。
・『古事記』：「阿曇連はその綿津見神の子、宇都志日金柝命の子孫なり」
・『新撰姓氏録』：「安曇連は綿津豊玉彦の子、穂高見命の後なり」
そうなんです。
ここでは、阿曇氏は直接、「ワタツミの子孫」「ワタツミの後」ではなく、「綿津見神の子、宇都志日金柝命の子孫なり」や「綿津豊玉彦の子、穂高見命の後なり」といったように、その子神が阿曇氏の直接的な祖神であるとあえて強調しているかのように記述しているのです。
個人的には、この慎重な距離感には、ある意図が隠されていると考察しています。
ここで、「でも、結局元を辿ればワタツミの末裔ってことでしょ？」と思った方も多いかと思います。
しかし、それなら、初代・神武天皇の祖父にあたる《山幸彦》と、隼人の祖である《海幸彦》は神話では兄弟ですが、この兄弟は元を辿れば、彼らの父であるニニギへ、さらに天照大神まで遡ることができます。
ただ、隼人の祖神を「天照大神」とは解釈しません。
あくまでも、隼人の祖とは、海幸彦（火照命）であり、あるいはもう一人の兄弟・火須勢理命なのです。
そうすると、ここである疑問が浮かびます。
◎では、綿津見豊玉彦を【直接的な祖神】とする氏族は存在するのでしょうか？
◉そもそも、ワタツミ（海神／綿津見）という自然神的な神名だけでなく、わざわざ「豊玉彦」という人格神的な神名をあえて付け加えた意図とは一体何だったのでしょうか？
個人的には、「豊玉彦」という神名の紐解きこそが、知られざる【綿津見豊玉彦の正体】を明らかにし、直系氏族までを浮き彫りにすると考察しています。
そして、綿津見豊玉彦に隠された秘密こそが、天皇家の秘密をも紐解く重大な鍵となっているのです。
今回の配信では、阿曇氏・海部氏といった古代海人族の系譜や伝承を起点とし、『住吉大社神代記』『高良玉垂宮神秘書』などの秘伝文献も含めて多角的な視点で、天皇家と古くから結びついた綿津見豊玉彦の正体を紐解いていきます。
そこで明かされるのは──
【隠されたもう一つの天皇家】の存在。
そして、古代海人族の秘匿された歴史。
ぜひお楽しみに！！