哲学芸人マザー・テラサワの月例読書会。今回は古代のローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスが書いた『自省録』です。本著は哲学に憧憬を抱きながら、現実世界では帝国の政治や度重なる戦争への対応という世事に忙殺した皇帝の自己内対話の記録です。公開を意識して書かれたものではないものの、残された言葉には社会のなかで善く生きるとは何かを発する普遍性があります。読者一人一人が、それぞれの人生に置き換えながら内容を受け止める魅力がある本でございます。
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