1868年ー1890年 政治の話

1868年ー1890年 政治の話
ヨーロッパの政治制度を導入
最終目標は憲法(大日本帝国憲法)と帝国議会の開催

1) 1874年までのできごと
・1871年
 廃藩置県(はいはんちけん)
 ① 藩→県・府に地方の行政単位を変更
 ② 中央政府が任命した県令・府知事を各地方に派遣

・1872年 
 ① 暦の変更(太陰暦→太陽暦)
 ② 学制の公布:6歳以上の男女を小学校へ

・1873年
 ① 地租改正 地券にある地価の3%を現金で
  物納(米など)→金納へ
  その年の収穫高に関係なく、税収を安定させるため
 ② 徴兵令 満20歳以上の男子、兵役の義務
・ 身分制度の改革
 江戸時代から引き継がれていた旧身分制度(士農工商)の廃止
 新たに華族(公家・旧大名)・士族(旧武士)・平民(その他)の3つに分類

* 新身分制度の特徴
 結婚の自由(異なる身分間の結婚も法的には可)
 職業選択の自由・移動の自由が認められた

* 明治政府の急激な近代化政策への反動
 地租改正反対一揆・徴兵令反対一揆など全国各地でおこる
←ほぼ政府軍に鎮圧されるが、地租は3%→2.5%に引き下げ

  

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